金津神社

あわら市春宮2-14-64(平成24年6月1日)

東経136度14分1.1秒、北緯36度12分53.98秒に鎮座。

 この神社は芦原温泉駅の北西約500mに鎮座しています。
 入口には社号標「総社金津神社」と一の鳥居が立ち、灯籠が立ち並ぶ参道右側は深い森、左は綺麗に手入れされた神池などのお庭、手水舎が配されています。石段の参道を上がると二の鳥居、鳥居型の提灯掛けが立ち、上の境内手前に狛犬と龍などの彫刻が凄い石灯篭、上の境内にもブロンズの灯篭と加賀型の狛犬が配されています。社殿はコンクリート製で唐破風付き入母屋造りの大きな拝殿と弊殿、本殿が続けて建立されています。
 又、社殿左には境内社が二社祀られています。
 広い境内は綺麗に整備され、ご神木や鎮守の杜に巨樹が聳え立つ、見事なまでに清々しい雰囲気の、素晴らしい神社でした。

 御祭神:神日本磐余彦命、天児屋根命、武甕槌命、経津主命、姫大神、一伎姫命、金山彦命、伊弊諾命、伊弊美命
 祭礼日:7月19日〜21日・例祭、1月15日・左義長祭(どんど焼)
 境内社:市姫神社、金山神社
 由緒:春日社領兼興福寺領として発展した坪江庄の総社として永仁6年2月、春日分神を合祀、芦原大溝神社又は春日大明神と奉称、宝永4年社殿再建、
 明治5年郷社に列す、同10年大溝春日神社と改称す、
 昭和23年6月福井震災により社殿壤滅、同24年仮殿再建と同時に被害にあいし町内鎮座の市姫神社、白山神社を合祀し総社金津神社と改称する。
…後略…

「福井県神社庁・金津神社」はこちら

社頭
入口に立つ社号標「総社金津神社」と一の台輪鳥居
参道の様子
手水舎
狛犬と石段参道
二の台輪鳥居
参道途中の鳥居型の提灯掛け
参道途中にいる昭和6年生まれの出雲狛犬
子持の阿の下顎が欠けているのが惜しいですね。
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(昭和6年(1931)2月建立)
参道途中に立つ、龍などの彫刻が凄い石灯篭
参道と上の境内入口
上の境内入口に立つブロンズの灯篭
上の境内の様子
拝殿前、明治41年生まれの加賀型狛犬
厳しい顔つきながら優雅さも兼ね備えた、良い造りの狛犬です。
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(明治41年(1908)戊申8月23日建立)
コンクリート製、唐破風付き入母屋造りの大きな拝殿
拝殿内の様子
本殿外観と正面

境内社・市姫神社入口
市姫神社を護る大正3年生まれの出雲狛犬
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(大正3年(1914)10月建立)
市姫神社神門 神門に掛かる額
「富王姫命」
市姫神社本殿
境内社・金山神社
社殿に掛かる額
社殿内の様子

鎮守の杜の様子
石段参道両脇のご神木
境内に聳えるご神木

東参道入口
東参道入口にいる出雲狛犬
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