白山神社

あわら市滝40-1 (平成25年10月20日)

東経136度16分02.71秒、北緯36度14分01.25秒に鎮座。

この神社は、北陸本線・細呂木駅の南東1km程の辺り、滝の南東、街外れに鎮座しております。

祭神 伊弉諾尊・伊弉冉尊

由緒
滝村は遠く條理制の古代に始まり、村の上に白山堂を祀って鳴滝村と称し、奈良時代に東大寺荘園となり、平安時代に興福寺荘園河口庄細呂宜郷滝平谷村と称した。鎮守の神徳を仰いで村は栄え、十五世紀頃より分家新家が増加して田畑の開墾多いに進み、慶長三年の検知には滝八百石と号した。江戸時代は初め福井藩に属し後丸岡藩となり、水田の増殖と共に谷々に十の溜め池を作り雨請神を祀って年々豊作を祈った。また同時代の中頃より越前瓦発祥の地として栄えた。かくして明治の新政を迎え、山林八十町歩。村人ら常に心を一にし古来大火なく、ひたすら育英に励んだ。白山神社の宮居は明治四十五年神殿を建て奉り鞘堂を掛け、昭和三十七年拝殿を新築し古き御殿は滝見堂とした。
今や新しき聖代を向えて神徳神護尊く、村人ら和衷協同、若き力を伸ばし交通安全と健康長寿に心がけて神々の大御心に応え奉らんことを期している。
境内由緒書き より

参道入口

鳥居

神額

参道

手水舎

境内

拝殿

本殿覆屋

磐持ち石。説明はこちら。

御神木


境内社の神明神社か

参道

境内

社殿


雨請堂

素朴で可愛い笏谷狛犬
外側の笏谷狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
内側の笏谷狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

脇を流れる渓流