宇和島市三間町宮野下(平成20年3月29日)
東経132度36分38.83秒、北緯33度17分16.28秒に鎮座。
この神社は、予土線・伊予宮野下駅の北東300m程の辺りの高台に鎮座しております。
改築記念碑
抑も當三島神社は其の昔天平十年日本惣鎮守と崇め奉る大三島國幣大社大山祇神社の御分霊を斎き奉りしより茲に一千百八十九年の歳月を経御由緒正しく旧御領内三社の一として藩主の尊崇厚かりしは普く人の知る処なりされば御氏子も御分地迄は四十五箇村にして御神徳(いや)が上にも栄え御祭も盛んなりしに星移り世も変わりて社殿もいと古ひしかば三間村老年会の人々首唱の下に拝殿と中殿とを改築する事に決し大正六年三十日鉞始め同年十一月二十二日上棟式を挙ぐ而して建築費は惣計金一万七千余円を要す茲に大要を掲げ記念とす
大正十五年三月 原文はこちら。
参道入り口と社号標
参道入り口の浪速狛犬。拡大写真はこちら。
(万延元年(1860)9月吉日建立)
参道の石段正面が三嶋神社、左手中ほどが恵美須神社。石段は110段あります。
石段を登った左右に居ます。スリムでお洒落です。拡大写真はこちら。
(嘉永5年(1852)正月吉祥日建立)
拝殿
招魂社系をスリムに変化させた狛犬か。
拝殿内を伺うと居ます。しかし格子戸の向こうで如何ともしようがありません。
かなりユニークなお顔をした石造の狛犬のようです。 | |
本殿
境内の末社
恵美須神社