湯神社

松山市道後湯之町4-10(平成20年3月27日)

東経132度47分21.75秒、北緯33度50分50.41秒に鎮座。

 この神社は、道後公園の北東200m程の辺りに鎮座しております。市内電車・終点道後温泉駅から東へ真っ直ぐ伸びる温泉街の道を行くと左手に入口の注連柱が立っています。社殿は入口から30m程です。

御祭神:大己貴命・少彦名神

延喜式内社伊予国温泉郡湯神社にして、景行帝当社を建て湯地の主とし給うと云う。上古は湯の岡穂の木に鎮座、大永七年国司河野通直出雲岡神社へ移し奉り併せて湯月大明神と称え、元禄年間夫々旧号に復し宝永五年旧藩主より別社を建て奉斎せしが明治四年湯神社と相殿に奉斎せり。
神社名鑑より。

湯神社公式サイトはこちら。  教育委員会の説明はこちら。

神社入口と社号標。右の柱に「冠山」とあるが、旧住所は「松山市湯月冠山」。嘗てこの石段の上は、冠山と云う小高い山だったようです。現在は市営有料駐車場となっているので、山を削って均してしまったのでしょう。

拝殿

拝殿内部

本殿

拝殿前の市営有料駐車場。こうして見ると嘗てここに山があったとは信じられません。

境内社の中嶋神社。四国四県の菓子業者が菓祖田道間守命を奉斎し創建されました。由緒書はこちら。