東雲神社

松山市丸之内(平成20年3月27日)

東経132度46分29.89秒、北緯33度50分30.41秒に鎮座。

この神社は、住所から判るように松山城跡の中、と言っても東の隅に鎮座しております。

祭神は、天照皇大神、豊受大神、天穂日命、菅原道真公、息長福玉命などである。
  文政六(1823)年、松平松山藩11代藩主定通が、松山城山揚木戸に仮宮を営み、藩祖である
久松定勝の神霊を招請し、息長福玉命と称えて祀ったのがはじまりである。その後、天保11(1840)年、12代藩主定穀(勝善)の代に、松山城山長者ヶ丘に社殿を造営し、東雲大明神と呼び、
一藩崇敬の神社とした。菅原道真は久松家の祖先神で、天穂日命は菅原氏の祖神といわれている。
  明治13(1880)年には東雲神社と改称し、県社に列した。昭和20(1945)年7月の松山空襲で、社殿など数多くの建物が焼失した。昭和46(1971)年、伊勢神宮の分社松山大神宮を奉遷し、昭和48(1973)年に神明造りの社殿が完成、松山大神宮と東雲神社の神霊が合祀奉斎された。
松山市教育委員会

神社全景

神社入り口

神門

拝殿

本殿