伊豫岡八幡宮

伊予市上吾川(平成20年3月28日)

東経132度42分48.43秒、北緯33度45分2.12秒に鎮座。

この神社は、予讃線・伊予市駅の東800m程の辺りに鎮座しております。伊豫岡古墳の中に鎮座しているようで、小高い岡の上に社殿が建っています。古代豪族、伊予津彦の子孫達の墓であろうと書いてあります。古墳の詳しい説明はこちら。

創建は、清和天皇の貞観元年(859)、宇佐八幡宮の神を山城の国(京都)に迎える途中、伊予岡の辺りが明るくなったのが沖から見られました。これは、神のお告げであるとして、御分霊を祀るため社殿を建てたのが始まりと言われているようです。

御祭神:誉田別命・足仲彦命・息長姫命
由緒:旧大洲藩公の御祈願所なり。貞観元年豊前宇佐八幡宮を勧請す。境内に瓢形古墳二と円形墳六あり。其の中大なるを月陵と呼び境内社八陵の森神社と称す。
神社名鑑より。

神社遠景

神社入り口と社号表

立派な楼門です。

神門にお住まいの狛犬。色は殆ど落ちていますが、なかなかの出来栄えです。拡大写真はこちら。

参道の石段 境内入り口

拝殿

拝殿前の浪速狛犬。拡大写真はこちら。

(文化9年(1812)正月吉日建立)

本殿

左側・高良社

左側奥・上之川神社・吾川天神社

大きな尻尾の玉乗り狛犬。拡大写真はこちら。

(明治23年(1890)4月吉日建立)

本殿

素焼きのように見える神殿狛犬。拡大写真はこちら。

境内の末社

恵比須神社

不明 多賀神社
金刀比羅神社 松尾神社
鹿島神社 和霊神社

裏参道でしょうか。

御神木

境内社が沢山有りましたが、その経緯が絵図に描かれています。
維時明治四十二年十一月一日官命ニ依テ大字上吾川字内ニ鎮座ノ十二社ヲ合祀シテ・・・絵図はこちら。