高忍日売神社

伊予郡松前町徳丸(平成20年3月27日)

東経132度45分46.02秒、北緯33度47分9.16秒に鎮座。

この神社は、予讃線・北伊予駅の西1km程の辺りに鎮座しております。

高忍日売神社
 主祭神は高忍日売神、配神は天忍人命・天忍日女命 天忍男命である。境内社には素鵞神社・金比羅宮・天満宮・太神宮・若宮八幡宮・七生稲荷神社・奈良原神社・生目八幡宮がある。境外末社として中川原の素鵞神社、大間の素鵞神社とがある。
 高忍日売神社は、産婆・乳母の祖神としてあがめられ、妊婦の信仰が厚い。また、箒の神ともいわれ、この神を祀る社は全国一社といわれる。
 創立年代は未詳であるが、平安時代に延喜式内社に列せられ、延喜式神名帳に載せられた。本殿は流造銅板葺で、社宝に古文書・棟札・神楽面などがある。
 嘉永三年81850)に上棟された松山城天守閣の丑木は、境内の松の巨木を用いたものである。
 社叢はクスノキをはじめ大木が繁茂している。先年、社叢の占有木県指定天然記念物のホルトノキ(ヒチジョ)の巨木が枯れた。(平成七年(1995)指定を解除された。)
 安政五年(1858)に再建された拝殿には「四季農耕図」をはじめ、絵馬額の傑作が多数奉納されている。
松前町教育委員会

神社入口

神門

気持よい程堂々とした狛犬です。拡大写真はこちら。

(文化6年(1809)9月14日建立)

拝殿

本殿

上市夷子社。詳しい説明はこちら。

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