伊予郡松前町西古泉(平成20年3月27日)
東経132度44分47.31秒、北緯33度46分50.32秒に鎮座。
この神社は、予讃線・北伊予駅の南西500m程の辺りに鎮座しております。
伊予神社
当社は、第七代孝霊帝の第三皇子で、伊予国を治め極めて功績の高かった彦狭島命を主祭神とし、愛媛の総神愛比売命・伊予・久米両郡の開拓神伊予津彦命・同妃伊予津姫命、さらに、主祭神の御父日本根子彦太瓊命(孝霊天皇)、御母細姫命、また、第十三代成務天皇の勅命により伊予の国造に任ぜられた速後神命(速後上命)を配神として祀る延喜式内名神大社である。
続日本紀、三代実録等の史書にも著述があり、古来より親王宮大明神として歴代朝廷の尊崇をうけ、また、統治神として、武将・領主等からも崇敬されてきたが、特に、源義経が社殿を造営し、伊予の豪族河野家も又、代々がこれを修理したと伝えられる。
江戸時代においても藩主は、参勤の上下に必ず奉幣して安全を祈願したとも伝えられている。なお、当地方の古歌には、「民草も豊かなりけり国の名の いよよと守る神の誓に」とあるように、古代よりこの地方の氏神として敬られ、伊予一国を代表する国魂神として崇拝された旧愛媛県社である。
松前町教育委員会
社号標と神社入口
参道
拝殿前の狛犬阿は耳垂れ、吽は耳立ち。拡大写真はこちら。
(石工・友八作 文化12年(1815)8月吉日建立)
拝殿
高い所で楽しそうに遊んでいる狛犬達。
龍と?
本殿
松前町指定文化財の五輪塔
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御神木