姫坂神社

今治市宮下町3(平成20年3月25日)

東経132度59分27.42秒、北緯34度3分40.55秒に鎮座。

 この神社は、予讃線・今治駅の西500m程の辺り、今治北高校の西隣に鎮座しております。淺川の流れに架かる、赤い欄干を持つ弥栄橋から、長〜い参道が真っ直ぐ北西に伸びています。

祭神:市杵島比売命
延喜式内名神大社に列せられたる古社である。日吉郷の一宮と仰がれ、朝廷、国司等の崇敬厚く、今治藩主久松家の祈願所として崇敬深し。大正七年県社に昇格す。
神社名鑑より。

「姫の宮」と称えて往古より日吉の里、姫の宮の地(現在の南日吉町)に鎮座、その後現在の地に移転されたのは二百数十年前のことである。・・・境内由緒書はこちら。

社号標と参道入口。

参道と境内入口。

かなり笑える狛犬。「笑姫構え」・・・なんて言うのはどうでしょうか。拡大写真はこちら。

(文政13年(1830)8月吉祥日建立)

境内への石段と境内入口。

拝殿

拝殿内部と本殿。

稲荷社

大己貴神社・大山祇神社・山王神社

このお宮の中に三殿をお祀りし中央に大己貴神社、向かって右側は大山祇神社、左側は山王神社で明治四二年にここに合祀されました。

境内由緒書より

稲荷神社

青木神社

青木神社由緒
祭神:少彦名神
神徳と沿革。医学の神様として広く信仰されている少彦名神様は太古各地を巡って医術と医薬の道を指導し大勢の病人を救済なさった神徳の高い神様であります。
青木通り(元北日吉一丁目)は少彦名神様のご駐蹕の古跡に小千国造が神籬を立てて祭祀を行い、のち社殿を造営された大そう古い神社であります。
江戸時代藩主の祈願所として庶民の信仰あつく、病に悩む人々特に「咳」の守護神として祈願と感謝に奉納する草履は相当の数であったと伝えられています。
明治四二年にここに遷座されましたが今も霊験を頂く祈願者は市内一円から附近の町村からそのあとを絶ちません。