皇産霊(みむすび)神社

四街道市和良比692 (平成15年4月6日日)

東経140度10分20.7秒、北緯35度39分10.37秒に鎮座。

この神社は、四街道駅の南1km程の辺り、千葉郊外の振興住宅地の外れに鎮座しております。由緒書は無く詳細は不明ですが、御祭神は神皇産霊尊(かみむすびのみこと)かと思われます。多分明治以前はここ千葉に多い妙見菩薩を祀った寺院であったのでしょう。合祀されている厄除神の大六天も仏教の天部に属しております。

1948さんより有名な「どろんこ祭り」の写真をお送り戴いたので、後ろに追加しました。

境内

おデコだが品の良い顔立ちの江戸狛犬。阿は授乳しているように見えます。拡大写真はこちら。

この神社は2月に催される和良比泥んこまつりが有名です。
これは 一歳未満の幼児の無病息災と五穀の豊作を祈る祭りで、30〜40人の締め込みの男が身を清めた後、社殿の注連縄のわらを稲に見立てて、神社の下にある神田で田植えを行って豊作を祈り、神田に幼児を抱えて入り、わらで神田の泥を幼児の顔に塗り成長と無病息災を祈願する。
その後、男たちは、数組に分かれ、騎馬戦を行い、全身泥まみれになり、行事が終わるというものです。
祭りの由来は、皇産霊神社に合祀されている厄除神として信仰の篤い大六天の祭りであり、疫病が流行ると、年輩者が笈を背負って患者の家で、疫病神にお戻りを祈ったという事から始ったようです。

【神社情報・1948さんより】
今日 (平成22年2月25日)、和良比(わらび)のどろんこ祭りに行きました。お祭りの画像をお送りします。

境内や拝殿前の様子

祭りはこちら。