駒形(小麻賀多)神社

八千代市勝田572 (平成22年9月5日)

東経140度07分46.10秒、北緯35度41分53.20秒に鎮座。

【神社情報・1948さんより】
京成電鉄、東葉高速鉄道、勝田台駅南口から京成バス勝田台団地循環で5丁目西下車徒歩10分程の所に鎮座しています。勝田地区の鎮守です。
勝田地区には屋敷神としても摩賀多大明神1基、駒形大明神2基あるそうです。(史談八千代3号)。

御祭神 稚産霊命

麻賀多神社は印旛沼の東南酒々井町を中心として佐倉市・成田市・富里町等の地区に19社、駒形(小麻賀多)を加えて24社あります。祭神はすべて稚産霊です。
元宮は成田市台方の麻賀多神社。

管理人の一言。
西日本には無い、この駒形神社は、普通奥州市水沢区中上野町、駒形神社の御分霊を勧請した所が大半と思われますが、印旛沼周辺の駒形(小麻賀多)は御祭神を稚産霊命(わくむすびのみこと)と云い全く系統が異なるようです。1948さんまだまだ駒形(小麻賀多)を巡られるようなので、今後を御期待下さい。

神社入口

木製両部型鳥居

石段左右の江戸流れ。若干損傷が見られます。拡大写真はこちら。

(文久元年(1861)辛酉建立)

拝殿

社額

本殿


不明の末社等


勝田の獅子舞(羯鼓舞)
かつては、毎年二百十日にあたる9月1日に勝田の円福寺と駒形神社で舞われた獅子舞は、近年、9月第1日曜日に行われています。獅子は、オヤジ・セナ・カカの三匹獅子で腰に鋲打ち太鼓を付け、手には短いバチを持ちます。

順序は、11:00頃から寺でハンシバ(半分)を舞い、そのまま神社に移動して残りのハンシバを舞います。休憩後、15:00頃から神社拝殿に旦那方が座り、その前でモトギリ・ハタカケの順に舞います。夕方に舞が終わると神主の口上・手踊り・ミノコ踊りが全員で行われ、再び寺に移動してハンシバを舞って全てが終了します。

獅子舞に先立っておひねりが巻かれるようです。左側は八千代市市長。

獅子が、こどもたちを追いまわしています。こどもたちの声をお届け出来ないのが残念です。