豊受神社

浦安市猫実3-13-1 (平成21年12月16日)

東経139度54分3.1秒、北緯35度39分25.83秒に鎮座。

【神社情報・1948さんより】
この神社、浦安からの帰り、浦安の駅で浦安市の広報誌で知りました。大銀杏が紹介されていました。すぐ行けばよかったのでしょうが葉が全部落ちてから行きました。

御祭神:豊受比賣大神
御由緒
保元2年に創立される。その後、永仁元年の大津波に遭い、社殿が大破し再築、続いて元禄・享保・寛政と度重なる風水害により破損したので、嘉永3年に再建した。
後、大正12年に社殿を修繕し、神輿・灯篭が献納された。
昭和49年5月、永年の歳月を経て腐朽の甚だしい社殿を再建、また社務所、周囲の玉垣を建築した。
往昔、当社は字大宮前に鎮座されたといわれ、明治初年までは、「神明宮社」と呼ばれた。
千葉県神社庁公式サイトより。

住所の「猫実」は、鎌倉時代、大津波で大きな被害を受けた集落の人達が豊受神社付近に堅固な堤防を築き、その上に大きな松の木を植え、今後はこの松に根を波浪が越さないように願ったことから「根越さね」といわれ、それがいつしか「猫実」と称されるようになったといわれている。
(参考資料:浦安町誌)。

豊受神社公式サイトはこちら。

神社全景

大銀杏(浦安市指定天然記念物)
この大銀杏は、村の人が境川河口を流れていた小さな木を拾いあげ、豊受神社の境内に植えたものといわれています。その後、この木は順調に成長し、数百年を経た今日も枝葉が繁茂しています。
明治四十年頃、外周が三メートルほどの幹が高潮などの塩害によって枯れてしまい、その周りに生えた萌芽枝が大きくなり、現在の株立ちとなった。
(境内解説版より抜粋)

波のような自然石に乗っています。波乗り兎は時々見ますが、波乗り狛犬は初めてのような気がします。なまじ、目や口に彩色を施してあるため、かえってチープに見えます。拡大写真はこちら。

拝殿

富士塚と浅間神社

富士塚の天狗