武峯神社

長生郡長柄町六地蔵(平成20年3月2日)

東経140度12分35.39秒、北緯35度26分41.04秒に鎮座。

 この神社は権現森山頂に鎮座しています。参道は関東ふれあいの道となっており、豊かな自然の中、山頂ではハム(無線交信)をしている方がいらしたり、関東ふれあいの道の散策をしている団体さんに会ったりしました。
 道路から鳥居が見えるので入口はわかりやすく、初めは簡易舗装の坂道で森林浴をしながらのミニハイキング…という感じですが、やはり違うのは途中には灯籠が奉納され、車止めの後は参道が石段になり、山頂付近の平坦地には「武峯神如在」碑等が点在していることでしょう。未だ築間もない社殿右脇に、社号標も見えます。
 尚も社殿左奥に進むと、権現森(武峯)の一等三角石 標高173.2mとあります。環境省の紹介では標高176mとあり、この2.8mの差はどこから来ているのでしょう? 不思議です。

 御祭神:日本武尊、山座王
 由緒:昔はここ、武峯(権現森)山頂に本宮が鎮座し、六地蔵バス停近くの同名社はその仮殿であったと言われています。
 その仮殿の神輿(推定、元禄(1688)製作)は、台座に「たたき環」の付いた古い様式で、関東でも三指に入る珍しいもので、町指定有形文化財となっています。
 権現森は現在も自然の豊かな、野鳥の宝庫ともなっている素晴らしい景観の地ですが、太古には日本武尊が兵を休めたという伝説の残る地です。

神社入口
参道の様子 参道途中に立つ標識
左・武峯神社0.3km、右・六地蔵バス亭1.0km
鎮守の杜と参道に建つ灯籠 参道はいよいよ権現森の核心部へと入ります。
石段の参道 境内入口
境内に建つ「武峯神如在」碑 社殿
権現森(武峯)の一等三角石
標高173.2mとあります。