大国主神社

長生郡長柄町中野台178(平成20年3月2日)

東経140度14分17.37秒、北緯35度27分49.61秒に鎮座。

 この神社は128号線の中野台と山之郷との境界から西に約150m程入った突き当たりに鎮座しています。入口左に堂々と聳えているご神木の大スギは遠目にも良く見え、神社の永い歴史を感じさせます。

 御祭神:大国主命
 例祭日:10月9日(みこ踊り奉納)
 末社:大日天子宮
 由緒:この社は明治以前は甲大明神と呼ばれていました。その他の勧請年月・縁起・沿革等は全て不明ですが、例祭に奉納される「みこ踊り」が元禄年間(1688〜1703)頃からと伝えられていますから、それ以前の創建と思われます。
 大国主神社秋季祭礼には氏子の12歳までの女子の「みこ踊り」と小学1年から中学2年生までの男子による「神楽」が奉納されます。女子の奉納舞は、笛と太鼓の演奏にあわせて踊る幣束おどり・杓おどり・扇おどりの三種があり、男子の神楽は十二神楽と呼ばれており、これらを総称して「みこ踊り」と言うようです。(「関東地方(+福島県)芸能ごよみ」参照)

社号標 神社入口
拝殿
本殿
末社:大日天子宮 ご神木の大スギ
胸高周囲713cm、樹高32.7m