八坂神社

長生郡長生村本郷3124 (平成29年1月7日)

東経140度21分19.55秒、北緯35度25分20.23秒に鎮座。

地方道84号線と県道123号線が交差する地点から84号線を西に約1.8km進み右折し、600m進むと道路左側に鎮座。

本年度最初の神社巡りはこの八坂神社からですが、筒粥神事占いの見学を兼ねて訪ねてみました。筒粥神事は筒に竹を使う神社と葦を使う神社とがあり、ここは葦でした。更に煮込む時間も一晩煮込む神社もあれば数分の神社も有り、ここは後者でしたので、結果の判別は非常に難しそうでした。竹は太いですが葦は内径が細いので、米が内部に入る訳でなく、煮る時間が短いので粥も余り入り込まない様です。手順は最初の一本目を基準(五分)にし、それに対しての粥の入り具合で決める様です。割ってみたら内部が黒ずんだ葦もあり、その時は冷たい空気が流れました。

御祭神 素戔嗚命

由緒
宝永三年二月五日創建。昔から村内の住吉神社と高谷原の八幡神社と共に、本郷における三社大明神といって村人の信仰が厚く、又新屋敷・小橋(北三入地)の氏子によって守られ村外からの参詣者も多くあった。
(以上 拝殿内張り紙より抜粋)

昭和十年製鳥居

九十九里浜方面でよく見られる境界のはっきりしない境内

昭和二十六年製石灯篭 石灯篭

狛犬と拝殿

自作の様な雰囲気の狛犬さん。それにしても何で青色なのかな?。拡大写真はこちら。
(昭和36年(1961)11月吉日建立)

土気(とけ)城址が千葉市緑区土気町にあり、土気酒井氏の居城であり、その御子孫が奉納されたようです。

手水石

末社

御神木

拝殿

神額。元は祇園神社で、太平洋戦争後暫くはこの名称だったそうです。

左右の木鼻

拝殿内部

祭壇

奉納額

狐なのか犬なのか、どっちか分からないロウソク立て。

本殿

平成28年度筒粥神占。一年間貼った占い結果。これを今日貼り換えます。

神事

囲炉裏

葦投入前

投入中

鍋の中

粥の状態割った葦の内部。判別は非常に難しそうで、終盤になってから決めかねていました。

記入中

同時進行で作業は進んで行きます。

結果押印。御札には六項目だけ。

29年度結果。今年は大世が去年(四分)より良い(今年六分)ので、少しは良い世相になるのでしょうか?