四宮(しのみや)神社

長生郡長南町蔵持347 (平成28年4月23日)

東経140度13分23.80秒、北緯35度23分33.13秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
国道409号線が蔵持地区で南にカーブしてる地点(蔵持・笠森・深沢青年会館)から東に約100mで道路左側に鎮座。

御祭神 彦火火出見尊(火遠理命)

由緒
社伝に、文和二年(一三五三)清水谷大納言の猶子 亀若丸は梶井宮(三千院門跡)の弟子になり、若年十八歳で僧正となった。当時の房総は、東夷と称し、未だ王化をおろそかにしていたので、勅令を持って、房総天台宗を総管する。三途台 長福寿寺の住職に任ぜられた。その時、 随従として日下刑部美則が供奉し当地に下向した。美則は、江州(滋賀県)滋賀郡の出身であるので、同郡の鎮守、四宮大明神の分霊を頂きここに祀ったといわれる。弘化二年(一八四五)八月社殿再建、慶応三年地頭神 長左衛門から第二の鳥居の寄進を受けたとある。平成九年六月老朽した拝殿を建替新築することになる。

神社入口

明治三十二年製一の鳥居

手水石

震災で壊れたらしき二の鳥居。これが慶応三年の「第二の鳥居」かな?

平成九年に新築された拝殿

向拝

本殿

御神木

境内裏側

裏の末社

謎の穴

末社