六所神社

館山市亀ヶ原(平成23年3月5日)

東経139度53分19.71秒、北緯35度0分40.75秒に鎮座。

 この神社は平久里川の西に鎮座しています。境内左には西郷集会所があり、靖国鳥居を潜った境内中央奥に「六所大明神」の額が掛かった妻入りの拝殿、奥の鞘堂内に本殿が建立されています。境内社も二社祀られていますが、特に社殿左に鎮座する、社名は分からないのですが「鯨の骨を祀る社」が珍しいですね。

 御祭神:品陀和気命、帯中津彦命、息長帯姫命
 祭礼日:不明
 境内社:浅間神社、鯨の骨を祀る社
 由緒:境内に案内は無く詳細は不明ですが、サイト「ようこそ、たてやまフィールドミュージアムへ」に、
 「六所神社は一般に、古代国府に付随しておかれたもので、国内の主要な神社の神を国府に集めて祀ったものをいう。ここも安房国府に関連した六所神社と考えられている。神社が所在する西郷は、里見氏の時代に現在の府中を東国府と称したことに対する、国府の西側という意味であろうか。境内右手には西郷の川上新次郎を社長とする山三浅間講社が建てた、明治18年(1885年)の浅間祠が祀られ、左手にはクジラの骨を祀った祠がある。社殿には明治20年の俳句額が掲げられている。」
とあります。

社頭
境内入口に立つ靖国鳥居
境内の様子
妻入りの拝殿
拝殿に掛かる額「六所大明神」
拝殿内の様子
本殿鞘堂と本殿
境内社・浅間神社 境内社・鯨の骨を祀る社