蔵波八幡(くらなみはちまん)神社

袖ケ浦市蔵波49 (令和5年11月3日)

東経139度59分54.10秒、北緯35度26分45.10秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
内房線長浦駅南口から南に直線距離で150m程の位置に鎮座。鳥居は県道145号線側にあります。左隣に密蔵院あり。

新旧四組の狛犬さんが鎮座してる、見所の多い神社です。特に一番上に鎮座する古そうな狛犬さんは横顔が羊風で、本当に狛犬かと思ってしまいました。捨てないで保管されていて有難い神社です。また30年後も残したい袖ケ浦の景観スポットに認定された神社です。本殿脇から少し登ると里見水軍の前線基地であった蔵波城跡のある、標高28mの歴史的景観スポットです。

御祭神 誉田別尊・息長足姫命・高良玉垂神

由緒
当神社は京都府綴喜郡八幡町男山に鎮座する旧官幣大社石清水八幡宮から應永二年(1395)に分社され、天正八年(1580)八月、現在の地に再建されたと伝えられる。
(以上 参道石段等改修記念碑より一部抜粋)

神社入口。鳥居の前の通りは県道145号線(長浦上総線)。

社号標

入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)石工 木更津 〇里田三五郎

鳥居。以前は享保二年(1717)建立の鳥居が立っていたが、関東大震災により損傷し、補強を施したが、昭和58年に建替えられた。

御神木

石段

境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。

(大正5年(1916)建立) 東京府の方が寄付。東京府は明治4年から昭和18年まで存在した府。5丁目は読めるがその上が読めない。

忠魂碑

三段目の狛犬

(平成9年(1997)10月吉日建立)

最上位の狛犬と拝殿

境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和59年再建)目の周りの毛並みなど、どう見ても狛犬より羊に見えてしまう狛犬さんです。
よくぞこの狛犬さんを捨てないで修復したもんです。篤い狛犬愛を感じますね。残念なのは狛犬の年代が不明。

石灯篭

享保七年(1722)壬寅の手水石

改修記念碑など

拝殿

享和二年(1802)壬戌建立の石灯篭

向拝

本殿覆屋


神輿蔵

御神木

三峰山

愛宕神社入口。危険に付き立ち入り禁止の石段。

供養塚参道標と参道。出羽三山供養塚参道経由で愛宕神社に辿り着けます。

出羽三山碑

愛宕神社

御岳山石碑

御神木

眺望。右下の白いビルが内房線長浦駅。