五所神社

山武市蓮沼イ2222 (平成21年9月21日)

東経140度30分27.20秒、北緯35度36分32.50秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
地方道58号線(芝山はにわ道)と県道122号線が交差する蓮沼村小交差点から122号を銚子方面に1.27km進むと、道路左側に一の鳥居がありますのでここを左折し、後は真っ直ぐ進めば250m程で神社入り口です。

御祭神:天照大日め貴命
相 殿:誉田別命・天児屋根命・表筒雄命・素登織姫命。

創立及び由緒
高倉天皇の御宇承安元年(一一七一年)に創祀さられたる地方稀なる古社にして永仁二年(一二九四年)領主遠山出雲亮の寄進に依る懸佛を初の源頼朝公、水戸光圀公、堀田相模守其の他領主地頭の崇敬厚く数々の寄進のありたる事は古文書に依り明らかな処であります。特に上総国山辺荘の総社と称せられる。享保二年 (一七一七年)神祇官より正一位に増位の宣旨あり、鎮座地殿台も源頼朝公、奥州の藤原泰衡を征し凱旋の砌り本社へ武運長及を祈り兵力を休養したる地と称せられる。明治元年(一八六八年)五所大権現を五所神社と改め、更に大正十一年(一九二二年)に郷社に列せられる。昭和二十一年(一九四六年)、行政改革に依り宗教法人となる。昭和五十三年(一九七八年)千葉県神社庁より規範神社に指定される。現在の御本殿は天正二年(一五七四年)下総芦戸の城主木曽義純朝臣の造営にて以後修理を加へたるも実に壮大優美な建造物にして、昭和二十八年(一九五三年)千葉県重要文化財に指定されたものである。昭和六十一年(一九八六年)、拝殿屋根葺替、向拝新設本殿雨屋改築、昭和六十二年(一九八七年)、本殿屋根葺替 平成四年(一九九二年)本殿塗装保存工事等々、現在に至る。
以上神社案内板より抜粋)。全文はこちら。本殿は栩葺(とちぶき)入母屋造です。

境内社:神明社、稲荷社、大山阿不利社、護国神社
末社:箭指神社、八幡神社、三峯神社、八坂神社、日月神社

参道入り口

昭和二十八年製、二の鳥居 社号標 手水舎

三の鳥居と社号標

やや情けない顔をした岡崎型狛犬

(昭和55年(1980)6月吉日建立)

参道と拝殿

拝殿の屋根と神額

拝殿内部。元中日ドラゴンズの鈴木孝政投手は二度ここに来ているようです。山武郡蓮沼村出身なので、この神社は身近な存在なのでしょうね。

奉納された絵

本殿覆屋

現在の本殿は正徳元年(1711年)12月の再建である。桃山時代の遺風を残す建造物で、唐破風・千鳥破風、入母屋造、屋根は栩葺き、多くの平面的な彫刻を配している点は他に類例が少なく千葉県の有形文化財に指定されている。拝殿には宝暦11年(1761年)の棟札が残る。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より。

文化財と指定して保存を考えるのは結構な事だと思いますが、少しは見えるようにして欲しいと思います。

文化財の貞亨三年製石灯籠

末社

大黒様

並んだ石祠。何故か狐が後に。

御神木

顕彰石碑