山武市白幡824 (平成27年10月18日 10月24-25日)
東経140度26分33.77秒、北緯35度34分22.41秒に鎮座。
【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
県道121号線が県道124号線と交差する白幡交差点から121号線を九十九里浜方面に約800m進むと右に郵便局が見え、更に160m進んだら右折。ここから50m程で道路右側に鎮座。
麻を割いて糸を作り白旗を織りあげる行事(御機織神事)を見学する為に来たのだが、一日では終わらない長期戦となってしまいました。最後の日は神社に到着したら旗は既に揚がっていて、予定より早い進行に唖然でした。この行事は麻を織るのに三日、祭りに一日なので全て見学するなら四日間必要です。
御祭神 誉田別尊・天照大神・春日大神
由緒
寛和元年(985年)、源頼信(妙香聖人と同一人物とも)公により京都石清水八幡宮より御神影迎え勧請す。同年、妙香聖人により妙香山般若院如来寺(現在名)も開基されました。治承四年(1180年)に頼朝公が伊豆石橋山?の戦いに敗れると安房地方に渡り、宮城主、千葉城主に参戦を求める途中、当白幡八幡宮に白旗、願書、矢を奉納し、源氏の再興、武運長久を祈願された。文治元年(1185年)、源頼朝公は源平合戦で勝利を修め八幡宮宮殿を再建し、社領・堂塔・神宝等を寄進された。健久七年(1196年)、頼朝公はお礼参りとして家人4名・兵300騎を遣わし、当白幡八幡宮に代参させました。御仮屋を造営し、9月6日(旧暦)に三社の神輿を渡御、9月9日に本宮に渡御、その間大願成就の祭典が執り行われ、この時にお竜頭の舞も行われました。その祭りの一部が秋の大祭として現在でも継承されています。
(以上 白幡八幡神社パンフレットより一部抜粋)
神社入口
天保九年(1838年)製で 明治三十七年に修繕したそうです。 |
社号標 |
参道。手前に橋がありますが、昔は右側に田んぼがあったので、本当に水が流れていたそうです。
大正五年製、二の鳥居
手水舎
神楽殿
明治十二年製の石碑で、敷石50枚奉納した記念。 | |
町指定文化財の延宝二年(1674年)製石灯篭 | 町指定文化財の延宝九年(1681年)製石灯篭 |
堂々とした江戸流れ。拡大写真はこちら。 | |
(明治34年(1901)建立) |
社務所
御神木
拝殿
向拝 | 神額 |
木鼻 | |
鶴の彫り物 | |
慶応四年製奉納額
明治二十年製奉納額
拝殿内部
糸紡ぎ機。左は昭和元年製の糸紡ぎ機。これで麻を紡ぎます。
御機織中。癖のある糸なので、非常に織るのに苦労していました。
揚げた旗と竹竿。最終日の朝に竹の先端に旗を掲げ、来年の祭りまでこの位置に鎮座します。
本殿
稲荷神社
厳島神社
浅間神社 | 白幡神社 |
本殿裏の末社群
隣の般若院
般若院