山王社

山武郡芝山町芝山298 (平成27年8月4日)

東経140度25分51.17秒、北緯35度41分22.28秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
成田空港から南南東に約8km、柴山仁王尊の中に鎮座。

柴山仁王尊の中に鎮座する神社で、余り見かけない山王様式の鳥居の神社です。

由緒
三重塔の奥には山王社と芝山天神があります。山王社の建立は寛政八年(1796年)とも元禄十三年(1700年)とも言われています。華やかな装飾が施され、子授けの神様として信仰を集めています。現在のお社は、棟札によりますと寛政8年(1796)3月下旬の造立ですが、当山には他に元禄13年(1700)9月吉祥日新造山王権現宮壱宇成就御内繁昌攸なる棟札が遺存します。古来天台宗寺院では、比叡山に倣い、山王大権現を勧請しました。天台宗寺院と山王社との御縁は、伝教大師ご誕生迄遡ります。大師の御両親は、近江坂本の地主神日吉大社の神宮禅院の氏子で、子授けの祈願をされ、参籠して四日目で第一子誕生の夢告を受け、無事大師が誕生されました。大師は20才で東大寺戒壇院にて受戒した後、比叡山に登ることとなります。比叡山の地主神は山王権現です。当山の山王様は良い子を授かる子授けの神様として、また安産の神様として、信仰を集めております。
(以上柴山仁王尊観音教寺ホームページより抜粋)

向かって右が三重塔で左が柴山天神。正面が山王社。

山王様式の鳥居

拝殿

龍の彫り物

右脇障子

石碑