面足(おもたる)神社

山武郡九十九里町粟生650 (平成29年6月22日)

東経140度25分33.94秒、北緯35度31分23.36秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
県道123号線と地方道75号線が交差する下貝塚交差点から123号線を北に850m進み左折し、50m程進むと道路右側に鎮座。

面足命とは淤母陀琉神ことで、「完成した」とか「不足したところのない」の意味だそうです。神社巡りをしてると突然おばさんや婆さんが現れて、これあげると言われてお菓子など貰う事があるのですが、この神社でもそれが起きました。参拝してくれたからお礼なのでしょうか?

御祭神 面足命・惶根命

由緒
「神社明細帳」に依れば、応永二十一年(一四一四)、飯高家(表)は、その居城飯高城(現・八日市場市・飯高)より粟生村に移り住み飯高村にあった「大六天王宮」を遷座し、む神殿を造立し、これを郷里の鎮守と致しました。以来、江戸時代を通じて永く粟生部落の氏神として祭られてきました。明治二年(一八六九)「神仏分離令」により「大六天宮」より「面足神社」となり、面足命、惶根命が祭られています。祭礼は延宝三年(一六七五)頃より初められたと古文書には記されています。平成二年三月一日未明、不審火により総てを焼失してしまいました。再建に当たっては、粟生三区(岡・新田・納屋)の区民の方々の絶大なご協力により平成三年十二月吉日を以って完了し、竣工のはこびとなりました。
(以上 神社再建記念碑より一部抜粋)

御神木
元禄三年製鳥居。この辺りでは一番古い鳥居と思われます。 神額

弁財天

境内

石祠

石碑

再建記念碑

西宮大明神と恵比寿様 恵比寿様の鯛
大黒様 元文四年(1739)製の大黒大自在天

石灯篭

石灯篭と末社

享保十八年製手水石

拝殿

尾の欠けが残念。立派な江戸尾立。拡大写真はこちら。
(延享3年(1746)丙寅建立)
向拝 神額

本殿覆屋

末社