甚大寺

佐倉市新町(平成20年10月12日)

東経140度14分12.02秒、北緯35度43分3.43秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
佐倉にお祭りを見に行った際、ついでに神社見物でもと思いあちらこちら散策していたら、思いもよらない所で獅子山を見つけてしまいました。
場所はJR佐倉駅から直線距離で1.5Km程北東の新町にある甚大寺内の一角にあり、佐倉藩主であった堀田家一族の墓です。
獅子山は墓の入り口に鎮座してまして、奥に墓があるレイアウトです。内部はお墓とゆうよりは神社風な作りでした。
獅子山の製作年月日などは全く分かりませんでしたが、恐らく明治時代の前期に有志者が作ったのではと想像してます。
それにしても何でこんな所に獅子山が有るのか首を傾げたくなります。お墓の守り神的な役目を果たしているのでしょうか?
獅子山下の白枠の表面はすっかりと磨耗していて、解読不可能でした。

ネット上にもこの墓所については結構載ってますが、獅子山については全く見かけませんでした。細かい事はお寺に聞かなければ分かりませんね。

山形藩主堀田正亮が佐倉藩に移った際、出羽国山形より佐倉に移された天台宗の寺院で、山号は安城山、院号は不矜院。佐倉藩主堀田氏の菩提寺。本尊は十一面観音、そのほか不動明王、金比羅権現などを祀り、毎月10日に金比羅権現の縁日が行われるそうです。教育委員会の解説はこちら。

堀田家墓所入り口

堀田家墓所を護る一対の狛犬

旧佐倉藩有志者が奉納したようです。「狛犬小僧」さんのおっしゃるように、明治時代の奉納と思われます。