麻賀多(まかた)神社

佐倉市岩名250 (平成22年10月22日)

東経140度13分51秒、北緯35度43分41.1秒に鎮座。

【神社情報・1948さんより】
京成佐倉駅の北、800m程の所に鎮座しています。岩名地区の鎮守です。地図(グーグル、ヤフー等)では「岩名神社」と掲載されています。鳥居、社殿には社額がなく名前は分かりませんが、鳥居前の保存樹の案内に岩名麻賀多神社境内木とあり、確認できます。
この案内によると、江戸時代に穀物生成の神として建立された神社・・とあります。社殿東側は岩名天神前遺跡です。

御祭神 稚産霊命
御由緒
棟札に天和 3年( 1683年)に造立されたという墨書があるが、創祀ははるか以前と思考される。境内地は縄文・弥生時代の著名な複合遺跡である。

参道入口

鳥居

神門

社殿

疱瘡神・道祖神他

岩名天神前遺跡

1961年、千葉県佐倉市の岩名天神前遺跡の発掘調査が行われ、壷の中から人骨が見つかりました。この発見によって、この種の遺構が墓であることが明らかになったのです。また、骨を入れた壷の頸部が細いことから、何らかの遺体処理を行ったものと推測されたため、「再葬墓」(1回目は、人間が死んだ後にその遺体を骨にするときです(1次葬)。2回目は骨になった遺体を壷に入れて埋めるときに行います(2次葬))という概念が出されました。
明治大学博物館 考古部門 より

遺跡側より