(あがた)神社

大網白里市土気飛地1876 (平成21年7月20日)

東経140度18分4.81秒、北緯35度32分20.98秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
千葉東金道路山田インターで降りたら右に地方道83号を3.7Km程大網方面に進み、急な下り坂に入る前に右折。ここから周囲は畑で分かり難いのですが、鎮守の森(杉など)を目当てに進めば辿り着けるでしょう。周囲は宅地開発の盛んな所なので、神社の為にもこれ以上の開発は止めて貰いたいものです。

御祭神 橘比賣命・誉田別命・大日靈貴尊

由緒
当神社は、その創立年月日を詳らかにしえないが、第十三代成務天皇の御代に当時の地方官長である縣主が奉祀した神社であると伝承されている。のち長享二年(西暦一四八八年)酒井小太郎定隆が土気城を再興した折鬼門除けの神として当地に再建し、以後酒井氏の守護神として崇め奉られた。酒井氏は第五代康治を以って亡び、後徳川氏の治領下に及んで、天正十九年、家康公を始めて徳川氏代々より五石の御朱印領を寄進せられた山武郡内唯一の神社である。また一一五代櫻町天皇の御代寛保保元年には宮廷より幣帛を賜わる等極めて由緒ある神社でもある。文化十三年野火のため焼失したが天保十四年(西暦一八四四年)再建された。昭和五十三年千葉県神社庁より規範神社として指定された。
(以上神社案内板による)。全文はこちら。

令和元年9月13日「狛犬小僧」さん、再訪され報告を戴きました。最後に追加いたしました。

一の鳥居

二の鳥居

三の鳥居

拝殿と神額

狛犬を遠くから見ると、左が平面的、右は丸みを帯びているのが分かります。

いかり肩のかなりごつい感じの狛犬です。阿吽共に手をやや上げています。拡大写真はこちら。

(嘉永4年(1851)3月20日建立)

本殿

手水舎と手水石。手水石の文字は、余り見かけない字体で彫られています。

杉の御神木。杉としてはそれ程大きくはありませんが、大網白里町一の杉の巨木です。

文政七年の鳥居


台風15号による被害状況です。早くも折れた御神木の伐採と撤去作業をしてました。周囲は停電地帯なので、電気を使用した作業は出来ない様です。

折れた御神木。

御神木の残骸。折れた御神木の上部が落下して看板直撃です。

無事だった大杉。大杉は無事でしたが、細い杉の木が大量に折れてました。

無事だった拝殿