宮谷(みやざく)八幡神社

大網白里市大網2990 (平成26年7月29日)

東経140度19分09.60秒、北緯35度31分48.49秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
JR大網駅から北北東に約1.5kmで83号線沿いの高台に鎮座してて、直ぐ北側には本国寺があります。

この地域には三っの八幡神社が存在するので、この神社だけ格式が高い為か宮谷と名付けて区別してるようです。これは明治二年から明治四年までは宮谷県庁が直ぐ隣にあったので、この名前を付けてると思われます。

管理人の一言
明治元年12月、本市宮谷(みやざく)の本國寺に知県事役所が置かれ、翌明治2年(1869)2月、宮谷県が誕生したそうで、宮谷県庁跡の石碑は本國寺境内にあるようです。

由緒
この社は、長享ニ年(一四八八年)土気城主 酒井 定隆(さかい さだたか)が土気城を再建したとき、城の鬼門除けとして長峰から今の所に移したもので、永禄四年(一五六一年)坂井四代の城主 胤治の命により、大網城主 板倉長門守が再建した。中央本社の祭神は、誉田別命(応神天皇)。向かって左の小社は春日大明神、右の小社は天照大神である。県文化財調査員海老名雄二氏の所見によると、柱や蛙股などに永禄の部分が残されているが、主として享保(一七一六年〜一七三六年)の頃の再建と見るべきであろうという。風雪にさらされて老朽甚だしく、昭和五十八年に大改修が行われた。小社は部分改修であるが、本社は一部古材を活かし原型に忠実に復元された。
(以上 大網白里市教育委員会案内板より)

神社入口

社号標 昭和四十三年制鳥居 大正天皇御成婚紀念碑

二の鳥居

参道

社務所 手水舎

階段

狛犬と拝殿

保存状態も良好、堂々とした江戸尾立。拡大写真はこちら。
(天明2年(1782)壬寅11月15日建立)

向拝

拝殿左壁

本殿右壁

本殿左壁

本殿左木鼻

本殿力士など


拝殿と天照大神

天照大神

天照大神神額

天照大神右壁 左壁
力士

春日大明神

春日大明神神額

左右卍印

手水舎と手水石

南側入口

南側からの境内

嘉永六年製常燈明

絵馬

御神木