側鷹神社

成田市取香(とっこう)276 (平成24年4月1日)

東経140度23分4.23秒、北緯35度46分29.77秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
成田空港の検問所から西に100m程で、道路より一段高い石垣(3m程度)の上に鎮座しているので、車道からは良く見えません。

この日は側鷹神社の祭礼(花見法楽)で、三番叟の奉納される日。午前中は暖かだったが、午後から北風が吹きまくり、寒い中での奉納舞となりました。 祭りの一行は近くの「取香共同利用施設」で準備をし、そこから歩いて高速道路をまたぎ、反対側の神社まで道中3回佐原囃子を演奏しますが、国際空港近くでのこの様な行事は、何とも言えない不思議な感覚になってきます。この神社は、空港が出来る前は高速道路の反対側(南側)に在ったそうだが、現在は移転してこの位置に成ったとか。側高神社の説もあるが、関係者の話では側鷹が正しいそうです。

三番叟の説明。面箱のふたの裏書きでは、ここの三番叟は天保11年(1840)には演じられていたそうです。

全景

昭和四十七年製鳥居

幟と手水舎
石燈篭 御神燈

狛犬と拝殿

尾を高めに流す江戸流れ。拡大写真はこちら。
(年代不明)

向拝

祭壇 神額

拝殿内の太刀。成田市の神社でたまに見かける太刀ですが、御太刀祭りは行ってないとのことでした。

本殿

桜咲く境内。まだ少し早めの桜でした。

石碑。左から石尊大権現、古峯神社、金比羅大権現、庚申塔。

遷座記念之碑 石尊大権現。これは大杉神社の影響か、
大天狗、小天狗と彫ってあります。
安政六年(1859)の石尊大権現。 安政三年(1856)の庚申塔。
安政五年とも読めます。
方向指示板を兼ねている珍しいタイプ。
庚申塔の左右。 左は滑川、香取、佐原方面らしい。右は佐倉方面。

左は首塚。神社なのにお線香をあげてあるので聞いてみたところ、新兵衛塚は首塚だそうです。

万燈

高速道路の上で

神社下での舞い。右上が神社で、その下で万燈を振り回します。ミシミシ、ギシギシと変わった音を発生してました。伴奏は佐原囃子です。

神社に向かう万燈。成田空港入口に現れた万燈振りには警察も驚いた様です。

万燈の奉納舞。境内でも万燈を振り回し、花は落ちても問題ない様でした。

万燈設置完了

記念撮影

千歳。千歳、翁、三番叟の順に進行して行きます。

三番叟

祭り終了