八剱神社

習志野市鷺沼3-407 (平成22年3月2日)

東経140度1分57.9秒、北緯35度40分15.1秒に鎮座。

【神社情報・1948さんより】
御祭神 日本武尊・速素盞嗚尊
御由緒
勧請年代不詳。疫病退散無病息災を願って当社を奉斎、以来毎年3月1日に祭典執行後、8人の若者がそれぞれ剣を持って地域の家々を廻り、悪事災難消除の神事を行っている。文化13年に本殿再建現在に至っている。

八剱神社
鷺沼村の根神社の末社で祭神は日本武〔やまとたける〕尊。創建年次は不詳だが、もとは久々田村の神でもあり、延宝6年(1678)に同村と出入りになったとき久々田村にも八剱神社を創建したというから、江戸時代前期の創建か。嘉永元年に拝殿の屋根の葺き替えをし、同5年には下宿の若者によって狛犬が造立された。狛犬の造立者から見ると、同じ鷺沼村でも根神社は上宿と本郷の神、八剱神社は下宿の神といった意識をもっていたようである。神主は根神社の村山氏が兼務しているが、それまで小祠だったのを、文化13年(1816))に広瀬次郎左衛門が中心となって間口五尺奥行五尺の本殿を建立した功績により、以後子孫が社守として管理するようになった。なお、このときの大工棟梁は印旛郡神々廻村(現白井町)の笹井杢之允藤原胤則であった。
『習志野市史 第一巻 通史編』 より

境内入り口

拝殿

拝殿前の江戸流れ。剥落が惜しい。流れる尾が美しい、優れものの狛犬です。拡大写真はこちら。

(嘉永5年(1852)壬子7月建立)

本殿

境内の石祠

石祠や末社

御神木