根神社

習志野市鷺沼1-698 (平成21年11月23日)

東経140度1分51.67秒、北緯35度40分27.04秒に鎮座。

【神社情報・1948さんより】
この神社は鷺沼古墳群の1基、山王祠古墳に鎮座する神社です。社殿、神輿庫等は平地にあります。社殿に貼られた「下総の七年祭」でわかるように、この祭りをサポートします。磯出式に参加する4社(二宮神社、子安神社、三代王神社、子守神社)の神輿を迎えます。場所は境内でなく、現場です。磯出式総本社は子守神社です。
ここを古墳としてみると、神社・石碑などのための削減が著しく、さらに道路造成のため削られていて、保存状態が悪いということになります。
この道路、神社をぎりぎりまで削っています。

御祭神 面足尊・惶根尊・素盞嗚尊・猿田彦神
御由緒
「享保7年奉造立」という棟札があるが勧請年代かどうか不詳。当地域の産土神として代々崇敬され、祭祀は伝統的に連綿と守り伝えられている。
千葉県神社庁公式サイトより。

 鷺沼の産土神で、祭神は面足〔おもだる〕命・惶根〔かしこね〕命・素戔嗚〔すさのお〕尊の三神。創建年次は不詳だが、一説には承平年間(931〜37)の鎮座といわれるから、平安時代中期の創建か。享保17年(1732)に本殿が再建され、安政5年(1858)には拝殿が再建されている。嘉永4年(1851)に上宿・本郷の若者によって狛犬が造立された。同5年のオビシャには25軒が参加している。神主は村山氏の世襲で、文政5年(1822)に当時の神主である村山蔀が、吉田家に金200疋を献上して末社の稲荷神社に正一位の号をもらっている。明治初期の本殿の規模は間口一間・奥行一間。
『習志野市史 第一巻 通史編』 より

入り口遠景

入り口正面

何やら楽しそうな狛犬です。

神社をぎりぎりまで削っているのが、良くわかります。

鳥居と社号標

拝殿と狛犬。社務所に貼られたポスターは「下総の七年祭」。この祭りをサポートしているようです。しかし氏子は祭りには参加せず、子供がおばあさんに「なぜ、根神社は七年祭に参加しないの?」と問えば、「お祭りの時、神様が寝ていたんだよ」と言い伝えられているそうです。

逞しく素朴な江戸流れ狛犬

本殿

社務所側より

御輿