高師八幡神社

東経140度17分43.79秒、北緯35度25分40.58秒に鎮座。

 この神社はハローワーク茂原のすぐ東に鎮座しています。神社庁の指定規範神社になっているようで、境内や社殿などが綺麗に整備された神社でした。
 神社の入口には明神鳥居や社号標が建ち、市街地の中にあるため舗装された参道両脇は住宅地です。参道途中の二の両部鳥居を過ぎると境内入口となり、右側には社務所、左側は比較的広い境内となっています。その境内正面には綺麗な彩色と彫刻が施された社殿が建立されています。

 御祭神:誉田別命
 祭例日:元旦祭・1月1日、月次祭・毎月朔日、15日、長寿会祈願祭・毎月20〜31日、春季大祭・3月15日、秋季大祭・9月15日、七五三祈願祭・11月15日、大祓式・6月30日、12月31日
 由緒:後花園天皇の長禄2年(1458)、上総国長柄郡二之宮の荘高師村高応山に実相寺とともに建立されました。桜町天皇の寛保2年(1742)正月類焼しましたが、同年霜月小社を造営。天下泰平・武運長久・当郷安泰・繁昌守護・高師の郷の守り神として地域の人々の崇敬をあつめてきました。
 昭和46年に社殿が、同50年に社務所が鉄筋コンクリート建で新築造営されました。
 明治期に決められた旧社格では無格社でしたが、昭和57年7月には神社庁規範神社の指定を受けています。
 9月15日の秋季大祭は、市内の茂原八幡神社と高師八幡神社の神輿が集結し激しくももみ合う勇壮な合同渡御です。当日は午後3時頃から高師八幡神社の神輿二基と茂原八幡神社の神輿が駅前に集結、市内を練り歩き、和太鼓の演奏もあるそうです。

社頭 一の明神鳥居
社号標
「高師 八幡神社」
「神社庁指定 規範神社」
参道の様子
二の両部鳥居 境内入口
境内に建つ三の明神鳥居
拝殿前、昭和7年生まれの尾流れ狛犬
穏やかで落ち葺きがあり、しかも堂々とした感じの狛犬です。鬣や尾の流れもスムーズで綺麗です。昭和7年でもこんなに素晴らしい狛犬を作れる石工さんがいたのですね。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和7年(1932)12月建立)
社殿全景
拝殿
本殿 御神木