橘神社

茂原市長尾1463 (平成26年11月7日)

東経140度17分16.63秒、北緯35度27分29.95秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
ムーンレイクGC茂原コースの東約300mの街道沿いに鎮座。JR新茂原駅からは北西に約2KMの位置になります。

茂原にはこの橘神社以外にも本納の橘樹神社があるが、賑わっているのは橘樹神社でこちら歴史があるのにいたって閑散としています。やはり橘樹神社と比べると過疎地なので、その影響が大きいと思います。バス停が残ってますが、利用客が減少した為か、現在バスは走っていません。狛犬さんは新しそうですが、量産品ではなくユニークなデザインです。

御祭神 弟橘媛命

由緒
創始年代は宝亀から天応の間らしい。また延長五年(九二七)の延喜式にも見られる古社。神社の伝世品に鋳造鰐口があり、銘文の表に「敬白 上総国二宮庄長尾郡手千花大明神鰐口慶永十六年二月九日施主敬白」と刻まれており、この鰐口がオ応永十六年(1409)の制作当初から手千花大明神(橘神社)に掛けられていたことを表す。橘神社の由来は、大和武尊が東征の途に海が荒れ、船が沈みそうになった時、弟橘媛が海に身を投じて海神の怒りを鎮めた事により大和武尊はこの地にて媛の喪を発し、橘の木を墓標としたのが「橘神社」の由来とされている。鋳造鰐口は現在この神社には無く、郷土資料館で保管されています。
(以上 ふさの国の文化財総覧より一部抜粋)

神社入口に立つ一の鳥居。傘木の右側が末広がりなので、丸太に銅版を巻きつけたらしい鳥居。

バス停 社号標

力石。手前は三十二貫目の力石。

二の鳥居 神額
石碑 御神木

狛犬と拝殿

確かにとてもユニークな狛犬です。拡大写真はこちら。
年代不明でしたが、昭和の後期か平成の作品と思われます。

拝殿より見る境内

神輿堂ですが、ガラス戸を外して
神楽でも舞そうな雰囲気の建物でした。
石灯篭
手水舎と手水石 寛政と読めそうな手水石

手水石

拝殿

拝殿左側 向拝
左右の木鼻

本殿

本殿彫刻

本殿柱 本殿左脇障子

末社

御神木