春日神社

南房総市犬掛852(平成23年3月5日)

東経139度54分26.71秒、北緯35度4分25.58秒に鎮座。

 この神社は88号線・犬掛お堂前バス停から東に入り、平久里川を渡り、道なりに約400m程進むと、左側に鎮座しています。
 神社入り口左の広場付近は、曲亭馬琴作・伝奇小説「南総里見八犬伝」に登場する犬・八房の生誕地とされ、「八房と狸の像」があります。
 参道入口から境内までは石段と踊り場の連続で、途中に社号標と鳥居が建立されています。境内に上がると正面にお寺の御堂のような拝殿が建ち、中に本殿が建立されています。
 千葉といっても海岸沿いではなく、やや山がちの所なので地面には霜が降りていましたが、境内の斜面には蕗の薹が生えていたので摘ませていただき、今年も春の訪れを味覚で楽しませていただきました。

 御祭神は武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等については案内がなく不明です。例祭日は10月17日のようです。

社頭
参道入口
石段参道途中に立つ社号標と靖国鳥居
石段参道の様子
境内の様子
鞘堂の役目を果たす拝殿
本殿
末社 社務所
神社入り口左の広場付近は、曲亭馬琴作・伝奇小説「南総里見八犬伝」に登場する犬・八房の生誕地とされ、「八房と狸の像」があります。