平群天神社

南房総市平久里中207(平成20年10月26日)

東経139度55分14.4秒、北緯35度5分51.09秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
場所は89号線が館山方面から北上した88号線と交差した所、平群小学校、右隣が天神社です。

御祭神 菅原道真公・木花之佐久夜毘売命・天照大日霎貴命・建御名方神
由緒
室町時代文和2年(1353年)に細川相摸守が霊夢により京都北野天神をこの地に勧請し、平群九邑の鎮守として信仰を集めていた。天正14年(1588年)里見良頼公の命で大工飛騨守家助により本殿が改築され、貞享4年(1687年)幣殿拝殿が改築され、更に文化5年(1808年)神照寺法印宥弘により再建された。
明治6年郷社に列せられた。特に学問の神として広く信仰されている。
(天神社案内板による)。天神社案内板と伊予ヶ岳の案内板はこちら。

この神社は千葉県で唯一山名に岳の付く山、伊予ヶ岳の登山口に位置しているので、どちらかと言ったら登山者に良く知られた神社かもしれません。千葉にこれだけの鋭鋒は有りませんので、人気が有るのも納得出来ます。山名の伊予とは四国の伊予のことで、石鎚山の別名「伊予の大岳」から来てるそうです。

『ウィキペディア(Wikipedia)』より
伊予ヶ岳(いよがたけ)は、千葉県南房総市(旧富山町)にある山で、標高336.6m。房総丘陵の山の一つである。なだらかな山が多い房総の山の中では珍しい岩峰で、県内で唯一山名に「岳」がつく山である。伊予国の石鎚山に、山容が似ていることから、伊予ヶ岳の名前がついたといわれている。麓の平群天神社より、40分程で登頂できる。

管理人の一言。
房総のマッターホルンと言われる岩山で、我々も若かりしその昔、登った記憶があります。しかし其の頃はまだ神社・狛犬開眼前でありこの天神社から登ったかどうか記憶がありません。標高336.6m。流石千葉県は日本一低い県と言うだけあります。

神社入り口

境内

落ち着いた威厳のある顔、優雅に流れる尾。素晴らしい江戸狛犬です。拡大写真はこちら。

(弘化2年(1845)11月建立)

拝殿と石碑

拝殿入り口

本殿

クスの御神木

打上げ花火の筒

絵馬