南房総市山名667 (令和5年3月12日)
東経139度56分03.46秒、北緯35度02分25.36秒に鎮座。
【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
県道88号線と国道410号線に挟まれ県道296号線の北側2.2kmに位置し、山名地区に鎮座する神社です。近くの智蔵寺から330m程で、坂の途中に木製の神社の案内板あり。
今まで一度も見たことの無い造りの参道に唖然とした神社でした。二本の道が石橋で立体交差する、風変わりな参道の神社です。
御祭神 伊奘諾命
由緒
三芳には熊野神社が三社あり、大学口と池之内と同様に熊野本宮大社から勧請したものと思われる。祭神は伊奘諾命で山名嵯峨志の中央台地上に鎮座し、樹木が繁茂し、神社の社として荘厳で第二次原生林の林相を呈している。「安房國安房郡山名村史」(明治16年)によると「口伝によると旧安房郡の水源にあたるので、安房水上神社と称していたが、安房と冠するのは安房神社だけであるとの抗議があって水上神社と改めたとつたえられている」境内には日清・日露戦没社碑や三山講碑、出雲大社碑などが建立されています。(以上 房総タウン..comより抜粋)。
文亀2年(1502)正月九日の創立。(神社の広場 神社探検隊より抜粋)
案内板と尾根参道入口
熊野本宮へ参宮した記念と思われる参宮記念碑と2019年の台風で倒壊したので再建したと思われる新しい鳥居
石段
折れた鳥居
参道
石橋と境内
尾根道の右側にある谷道の参道。住んでる方が利用してる道かな?
石橋と谷道参道。直進しても神社に辿り着けます。この石橋を見るだけでもここに来た甲斐があった。
石祠
石灯篭
右石灯篭 | 出羽三山石碑 |
境内
石灯篭
田原次郎作の碑。西南戦争に出性した故人の為に建てた石碑。 | 出羽三山石碑 |
瓢箪型の手水石。明治十五年に奉納された嗽水(そすい)と彫られた手水石。
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(元治元年(1864)建立)
すみれ
拝殿
向拝
明治廿九年十一月製龍と木鼻の狛犬。後藤義光の門人である後藤次郎橘治光。
明治廿九年十一月 嵯峨志若者中 平郡川名村産 彫工 後藤次郎橘治光刻 干時年三十六。
寛政8年(1796)奉納の熊野大権現の神額と小柴先生追想記念額。
昭和二年十月に剣道の門人により奉納された小柴先生追想記念額。大正15年に亡くなった小柴太郎吉先生は剣道の達人で、ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊氏の祖父にあたるそうです。
出羽三山と出雲大社
慰忠魂碑 | 忠魂碑。明治から昭和に戦争で亡くなった五人の碑。 |
御神木