稲荷神社

松戸市根木内517 (平成25年3月22日)

東経139度56分55.87秒、北緯35度49分23.20秒に鎮座。

【神社情報・1948さんより】
常磐線「北小金」駅より東南へ徒歩20数分の所に県道に面して広場があります。広場の北側に当神社が鎮座しています。拝殿の社額はまだ新しい。古い社額には「三十番神」と書かれていたとのこと。拝殿に掛けられている絵を見ても稲荷神社の雰囲気は無く、元は三十番神宮か、稲荷神社として生き残ったのか?

三十番神(さんじゅうばんしん)は、神仏習合の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことである。太陰太陽暦では月の日数は29日か30日である。
最澄(伝教大師)が比叡山に祀ったのが最初とされ、鎌倉時代には盛んに信仰されるようになった。中世以降は特に日蓮宗・法華宗(法華神道)で重視され、法華経守護の神(諸天善神)とされた。これは、京都に日蓮宗を布教しようとした日像が、布教のために比叡山の三十番神を取り入れたためである。また、吉田神道も天台宗・日蓮宗とは別の三十番神として「天地擁護の三十番神」「王城守護の三十番神」「吾国守護の三十番神」などを唱えた。吉田兼倶は三十番神信仰が吉田神道から発すると主張した。1868年、神仏分離のため、明治政府によって配祠を禁じられた。
ウィキペディア より

入口&拝殿。と言うより堂。

手水鉢の年号 「嘉永6年(1853)癸丑12月吉日」

素朴な江戸流れ。拡大写真はこちら。
(大正8年(1919)10月9日建立)

拝殿に掲げられている絵

真新しい社額

拝殿・幣殿・本殿

境内の石碑