安房須神社

松戸市新作591 (平成24年11月4日)

東経139度55分22.03秒、北緯35度48分1.32秒に鎮座。

【神社情報・1948さんより】
常磐線「北松戸」又は「馬橋」駅より徒歩10数分の所に鎮座しています。住宅地に囲まれた杜の中にあり、落ち着いた境内でした。

御祭神 少彦名命・猿田彦命・菅原道真命

御由緒
戦国時代のはじめ、高城氏は根木内城を本拠としていたが、勢力が増大し手狭になったので要害の地大谷口に新たに小金城を築城し当地方支配の体制を強化した。
中根城は、小金城の出城で、南方防衛の前線である。高城氏は有力な武士を配して防備をかためた。武士を新作に住まわせ、日常は農耕に従事させ、有事には出動できる態勢をとらせた。新作は武士の居住集落として発生した。
豊臣秀吉の関東攻めで高城氏は敗れ、滅亡した。中根城守備の武士は帰農し、新作は農家集落となった。
新しい村づくりのできた新作住民は、郷土の平安と繁栄を希求して少彦名命を勧請し、安房須神社を現在地に創建した。慶長11年(1606)である。その後明治41年村落内に分散奉祀されていた猿田彦命(道祖神)、菅原道真命(天神社)を同神社に合祀した。
境内案内板 より

中根城 (小金城)跡 安房須神社
「鎌倉大草紙」に記載のある鎌倉時代中期に千葉頼胤 (よりたね)が在城した小金城が、ここにあった中根城ではないかと言われています。今日では、ほとんどが住宅地になっていますが、妙見神社から安房須神社辺りまでが城郭(じょうかく)だったと推測され、安房須神社付近に城郭の遺構らしきものをわずかに見ることができます。
旧、松戸市公式サイト>回廊マップ (上本郷地区・Part2) より

参道

参道の脇

鳥居

参道

境内入口の江戸流れ。拡大写真はこちら。
(明治16年(1883)癸未10月吉日建立)

手水舎

拝殿

本殿


三峰神社

力石等 橿原神宮

脇参道