木更津市下烏田671(平成19年2月4日)
この神社は館山自動車道・木更津南Jctの南西約1.1kmの鳥田川南の山際に鎮座しています。道路からこの地域には珍しい両部鳥居が見え、参道は木々の間の薄暗い百段余の石段となっています。境内も周囲は森で、その木々の影で結構薄暗く、僅かに社殿の屋根や後側に陽が当たっていました。その拝殿には社額「熊野大権現」や合祀村社の額が架かっており、明治期の神社合祀令の傷跡が此処でも伺えました。
御祭神:伊邪那美尊、素盞嗚尊、市杵島姫命
由緒:烏田地区の開墾が始まった折り、その精神的支柱として紀州熊野神を勧請して、この社が創建されたといいます。
神社入口 | 階段の参道 |
境内入口 | 拝殿 |
拝殿の社額「熊野大権現」と 天狗の葉団扇 |
合祀村社の額 「八雲神社、厳島神社、八幡神社、八幡神社」 |
嘉永2年(1849)生まれの江戸狛犬。 やや上向きで天然形の、ほのぼのとした感じを与える狛犬です。 阿の狛犬は授乳中でしょうか、 一生懸命後ろ足を伸ばして乳首にかじりついている様な子狛が可愛いですね。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(嘉永2年(1849)8月建立) |
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本殿覆い屋 | 末社 |
末社 | 末社 |