十二所神社

木更津市下郡408 (平成19年2月12日)

東経140度02分33.38秒、北緯35度20分45.22秒に鎮座。

この神社はJR久留里線・下郡駅の南西約1.5km、145号線に面して鎮座しています。といっても道路脇に社地があるわけではなく、入口から境内までは150mもあります。90段ほどの階段を喘ぎながら登ると、目が穏やかでほのぼのとした良い感じの狛犬が、疲れを癒してくれる様に待ってくれています。拝殿は横広の大きな建物で、拝殿裏階段上の本殿は女神を祀るに相応しく朱の建物に彫刻が施されているようです。

御祭神:耳面刀自
由緒:下郡の鎮守様で、旧村社です。大友皇子が天武天皇方との合戦に負け、皇子の住居だった小川宮(現君津市俵田・白山神社)が炎上した事を知った大友皇子妃の耳面刀自など女官十二人が、この地で自害したという伝説があり、その女官十二人の霊を祀ったのがこの社だそうです。

神社入口 社号標「村社 十二所神社」
参道途中の二の鳥居 この後、参道は階段になります
天保8年(1837)生まれの狛犬。
阿は顔面が潰れ前脚が無くなっています。
吽を見ていると、小さめの鼻が可愛くツンと上を向いていて、
目が穏やかでほのぼのとした、良い感じの狛犬ですので残念です。
夫はこの狛犬の写真を撮っている内に、拝殿の写真を取り忘れたようです。
狛犬のバックの建物が拝殿ですので、二枚の写真からご想像下さい。
 狛犬の拡大写真はこちらで
(天保8年(1837)6月吉日建立)
拝殿裏階段上の本殿覆い屋 垣間見える本殿
境内社・末社など
ご神木と境内の様子