君津市北子安2-18-1 (平成19年2月11日)
東経139度54分55.64秒、北緯35度19分42.99秒に鎮座。
この神社はJR内房線・君津駅の東約1.5kmに鎮座しています。入口脇の石垣上には道真公に因んだ梅の木が植えられ、鎮守の杜が残された境内は奥深く感じました。朱と白の対比が鮮やかな社殿はとても綺麗でした。
御祭神:菅原道真公、日本武尊、譽田別尊
例祭:1月7日・やぶさめの神事
由緒:創建は不明ですが、里伝によれば、やぶさめの神事は元禄年間(1688〜1703)に当時の領主が祭祀料を供進し、やぶさめの行事を行いつつ武道を奨励し、五穀豊穣を祈願したといわれているそうですので、少なくとも江戸時代初頭には創建されていたものと考えられます。
普通やぶさめの神事は、馬に乗って走りながら行うものと思っていましたが、此処は千葉・愛媛・香川等で盛んな、歩いて的を 射る「歩射(ぶしゃ)」で、約10m離れた位置から的を狙い、白(晴れ)と黒(雨)の部分に当たった回数で一年の天候や豊凶を占うのだそうです。
神社入口 | 入口左の石垣上には、道真公に因んでか、 梅の木が植えられています。 |
入口右下にある、 天神御手洗池と不動尊 |
境内入口 |
明治35年生まれの、彫りが深く、装飾的で華麗、且つ堂々とした江戸狛犬。 爪の彫りにもう少し神経を使っていれば、申し分なかったのですが…。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(木更津町石工・重田三五郎 明治35年4月建立) | |
拝殿 | 本殿 |
浅間太神 | 浅間太神前の可愛い狛犬。 阿は胴体しか残っていませんが、 吽は殆ど損傷が無く、頭に大きな穴が開いています。 |