君津市常代(平成19年2月11日)
この神社は164号線の六三橋左岸の信号から西に川沿いに進み、道路端のフェンスに囲まれた小さな溜池の奥の、竹藪の中に鎮座しています。そのフェンスを回り込むと下草のぼうぼうと生えた中に社号標兼注連柱が建ち、奥の薄暗い竹藪の中に神武天皇碑と石の小さな社殿が建っていました。けれど嬉しいことにその手前、青木の陰に隠れる様に、昭和13年生まれといえども立派な江戸狛犬がいました。これだからどんなに小さな神社でも、「参拝してみないことには何も判らない。」と、マイナーな神社巡りに益々精を出す事になってしまうのですよね〜。
もちろん案内など有る筈もなく、創建由緒などは不明です。
社号標兼注連柱 | 境内の様子 |
昭和13年生まれの江戸狛犬。 この時期にこの様な本格的な江戸狛犬が造られていたことにビックリ! 老成した感じのドッシリと落ち着いた狛犬です。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(石工・板倉栄吉 昭和13年9月建立) | |
神武天皇碑 | 石の社殿 |