君津市小香(平成19年2月4日)
この神社は小香公民館の北東200m程の辺りに鎮座しておりますが、入口が解りづらいので、公民館辺りで地元の方にお尋ねするのが良いと思います。人家のある集落からは細く急な坂を上った所に鳥居があり、尾根の端に社殿が建っています。
八幡宮の扁額を掲げた、両部鳥居の前に古そうな一対の狛犬がお出迎えです。
尾根がそのまま参道になっています。
何と、明治33年の狛犬でした。真っ直ぐ正面を向いています。尻尾が立っている等、古そうな特徴を持っています。今は亡き先代様を模して作られたのでしょうか。拡大写真はこちら。
(明治33年正月建立)
参道を進むと、社殿前の灯籠の影にもう一対の狛犬が見えます。
どちらも残念乍ら、片足が失われています。頭の宝珠を乗せ、真っ直ぐ前を見ています。恐らく1700年代後半位であろうと思います。拡大写真はこちら。
拝殿と内部の本殿。
境内隅の末社。
石の祠の中に三猿が居られるようですが、何故か尊顔を拝する事が出来ません。
境内の様子。