君津市杢師4-14-14(平成19年2月4日)
この神社は埜師町内の158号線と小糸川に挟まれた地域に鎮座しています。境内にはいるとすぐ右手には上総堀りによる自噴井戸が手水として使われていました。口に含むと天然水特有の柔らかな感じがする水でした。もう余り大きな杜は残っていませんが、よく手入れされた境内や社殿に地域の方達の思いが伝わってくる神社でした。
御祭神:誉田別命、相殿:大己貴命、白山比売命、大山咋命、倉稻魂命
例祭:9月15日
由緒:この社は建長年間・1249年頃創建されたと伝えられています。明治時代に大修理がなされ産土神として崇められてきましたが、先年不慮の火災で焼失。その後氏子さん達の並々ならぬ御芳志により昭和56年に再建されたということです。
神社入口 | 自噴井戸の手水 |
寛政元年(1789)にわざわざ江戸・深川の石工さんを呼んで造らせた尾立ち狛犬のようです。 阿は中央がへこんだ宝珠を付け、吽は髷の様な角を付け、片耳と尾の先が欠けています。 この年代の狛犬としてはポピュラーな姿態をしています。 狛犬の拡大写真はこちらで |
|
(江戸深川材木町石工・権七 寛政元年(1789)8月建立) | |
拝殿 | 拝殿内の様子、本殿正面 |
本殿覆い屋 | 幣殿 |
![]() |