天照大神社

君津市大井697(平成19年2月11日)

 この神社は33号線と92号線の合流地点角に鎮座しています。夫は「大神社という名前が付いた神社は余り感心しないな。」と常々言っていたのですが、「ここはいいな〜。」と認識を改めたようです。小高い丘の上の境内へは階段を登っていきます。その途中には清冽な水が流れる水路が穿たれ、青面金剛像等が置いてあります。境内には安政生まれの堂々とした狛犬が居て、おまけに珍しい丸彫りの三猿像や力石も有りました。社殿は飾り気のない簡潔な造りです。
 案内が無く、創建・由緒などは不明です。

神社入口 社号標「村社 天照大神社」
参道途中の両部鳥居 境内入口には禁足地の証の様に
水路が穿ってあります。
青面金剛像二基 青面金剛像二基
安政4丁巳年(1857)生まれの江戸狛犬。
眉毛が目を覆い、頭上は何となく凸凹して、宝珠や角が付いている様にも見えますが、定かではありません。
鬣や尾の渦が大きくて毛は大胆に流れています。多少の差はありますが双方共に軽く口を開けています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(安政4丁巳年(1857)秋9月吉祥日建立)
拝殿 本殿覆い屋
末社七社 浅間大神、山神碑
その浅間大神碑の下に石の塊が有りましたが、よく見ると何と丸彫りの三猿でした。
左から、見ざる聞かざる言わざるの三猿。
力石 境内の様子