白鳥(しらとり)神社

君津市鹿野山118 (平成25年5月9日)

東経139度58分30.98秒、北緯35度15分5.56秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
鹿野山GCを分断する地方道98号線沿いにあり、九十九谷公園の北側にあります。

鹿野山東峰の山頂(白鳥峰)直下に在る神社で、更にゴルフ場(鹿野山GC)の中に鎮座する神社です。

御祭神 日本武尊・弟橘比売命

由緒
白鳥神社の由来は諸説あるが、この地を支配していた豪族阿久留王を征伐した日本武尊に纏わる話が多い。日本武尊は伊勢の熊煩野で亡くなりその地に葬られたが、墳墓の中から一羽の白鳥が出てきて東に向かって飛び立ち、鹿野山山頂に来て止まったので、ここに祠が設けられ、その後白鳥神社となったそうだ。聖徳太子が神野寺を建立したとき白鳥神社を崇敬し、東国の鎮守と称した。また僧円仁はこの神社を改造したとも言われている。昔から武将の崇敬も厚く、永正十年(1513)に真里谷城主武田信勝が寄進したが、更に久留里城主里見義堯や佐貫城主らによって寄進されている。元々は白鳥峰山頂に社殿はあったが、大正六年に上陸した台風によって崩壊した。この為、以後現在の中腹の現在地に社殿は建て直されたという。

由緒、梯子舞の説明はこちら。

鹿野山で一番高い峰が、一番東に位置するこの白鳥峰(379m)です。

神社入口。直ぐ向かい側は九十九谷展望公園で、梯子舞が行われます。

社号標 鳥居
明治三十五年製手水石
弟橘比売神社。境内右側に鎮座。
櫛の飾り。神額の代わりらしき櫛? 拝殿内部

白鳥神社石碑

拝殿

渋い親父顔の江戸流れ。拡大写真はこちら。
(大正9年(1920)11月吉日建立) 現在地に社殿が建て直さてた際に作られた狛犬と思われます。

向拝

向拝上部

右木鼻

左木鼻

本殿

本殿ツルの彫り物

拝殿ツルの彫り物

白鳥神社だけのことはあり、鳥の彫り物の多い社殿です。山頂には拝殿左右どちらからでも辿り着けます。

鳳大明神

杉苗奉納石碑

山頂の石碑。白鳥峰山頂の日本武尊を祀る石の山。

日本武尊石碑

奉納石碑。石の山は、東京市や東京府の方が奉納した、この様な形の石の集合体です。