春日神社

君津市郡2-15-21 (平成26年2月28日)

東経139度55分08.03秒、北緯35度18分05.39秒に鎮座。

この神社は、館山自動車道・君津ICの南西3km程の辺り、国道127の両側に広がる新興住宅地の中に鎮座しております。

当神社は、天延二年(974)奈良の春日大社を勧請して創建され、長い歴史を持つ由緒ある神社として、明治三十九年に神饌幣帛料供進神社・村社として県の指定を受け、引続き明治四十一年から四十三年にかけて、南谷の常盤神社、新御堂の熊野神社、杉谷の十二天宮が相次いで合祀されてきた。
時は昭和から平成に移り、二十一世紀の街づくりを目指す郡土地区画整理事業の施工に伴い、新たな神社の造営を企画することになった。
貞享元年(1684)三幣十郎兵衛長次が氏子と協力して改造した本殿は覆層中央に安置され、江戸中期初頭の建造物とは思えないほど破損度も少なく、由緒ある品々は次々と新しい生命を吹き込まれたように蘇り、氏子並びに賛同者多数の物心両面にわたる努力によって、昔の面影を残しながら市街地の神社として大きく生まれ変わったのである。
歴史の変遷の中で人々の暮らしを見守り続けてきた稲村の杜千年の歩みを改めて回顧し、ここに記念碑を建立して経緯の一端を長く後世に伝える。
春日神社造営記念碑 より

神社入口と一の鳥居

入口の江戸流れ。拡大写真はこちら。
年代は不明ですが奉納者の名前から江戸時代と思われます。

境内入口

どんぐり眼のユニークな狛犬。拡大写真はこちら。
(寛政3年(1791)辛亥9月吉日建立)

境内

二の鳥居

拝殿

拝殿内部

本殿覆屋


浅間大神

不明

御神木