大日堂

君津市怒田1742-1 (平成27年12月5日)

東経140度05分42.85秒、北緯35度16分28.43秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
久留里城から南に1.3km程の猿も出没する静かな田園地帯に鎮座しています。怒田神社は大日堂右側の更に一段高い所に鎮座。

以前千葉県立中央博物館で見た大日堂の木製の蛇を現地で見たくなり、久留里城に来たついでに寄ってみたのだが、大日堂の隣には嘗ての鎮守社と思われる怒田神社がありました。最後には本物の蛇まで出没する幸運に恵まれました。

由緒
現在の大日堂は宝暦10年(1760)に旧亀山村から滝原不動の建物を移築したもので、建物自体の創建は18世紀初頭と思われる。木製の蛇は昭和51年に奉納されていて、大日堂が市指定文化財になったのが昭和50年なので、文化財に指定されたのを記念して作られたと思われます。手水石が大日堂の移築時期よりも古いので、大日堂が建つ前は神社が建っていたのでしょうか?

大日堂入口

お地蔵さん

お堂。完全に神社の雰囲気です。教育委員会の説明はこちら。

石段左右の江戸流れ。拡大写真はこちら。
(石工 久留里 生駒治助 嘉永元年(1848)戊申8月吉日建立)

天保十五年(1844)製の石灯篭

右からのお堂

鐘と鈴

左右の木鼻

木製の大蛇。蛇は青色に白なので、青大将に一番近いかな?

享保六年(1721)製の手水石。大日堂が移築された時よりも古い手水石です。

大日如来など

出羽三山石碑など

怒田神社参道

社号標と鳥居

社殿。石祠に昭和二十九年に再建と彫られているので、この社殿も昭和二十九年製でしょうか?
昭和二十九年製末社

ヤマカガシ

御神木