八坂神社

勝浦市鵜原785 (平成23年2月12日)

東経140度16分42.16秒、北緯35度8分9.9秒に鎮座。

この神社は、鵜原海水浴場の北東300m程の辺り、鵜原の街中に鎮座しております。民宿が建ち並ぶ路地に参道入口があり、そこから東に延びた参道の先に山を背に社殿が建っております。神社の裏山は千葉県指定天然記念物となっている自然林で、豊かな杜を今も伝えているようです。

御祭神 建速須佐之男命

御由緒 永正2年尾張津島神社より勧請せられたものと伝えられる。当初は鵜原天王山山頂に奉祀されていたが延宝6年、現在地に遷座した。

御神徳 疫病・厄難除け・医療・殖産興業と授福

以上千葉県神社庁公式サイトより。

参道入口

参道

拝殿

社額

向拝下の龍と木鼻の狛犬

本殿

龍と狛犬

大名行列伝承地の碑

鵜原八坂神社の祭礼は、旧暦六月六日の宵祭と翌七日のお浜下りの神輿渡御で盛大に行われる。かつては牛頭天王宮といわれ、十日に及ぶ神仏混交の行事で賑わったが、今でも神輿渡御に供奉する大名行列は名高い。
その起源は明確でないが、古来の悪疫退散の民俗行事が、いつか大名行列の威風と華麗に転じたものといわれる。
今に伝承される鮑腸餅、法華題目、お舟曳き、婿いじめなどの習俗と共に、民俗生活の生きた年輪である。昭和四十三年四月十一日、千葉県選択民俗資料となった。

天然記念物の自然林や大名行列の説明原文はこちら。