西坂神社

香取市西坂424 (平成22年5月1日)

東経140度26分14.57秒、北緯35度52分43.87秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
JR大戸駅と下総神崎駅の中間辺りから南に1Km程の新興住宅地「みずほ台3」の東側100m程の所に鎮座しています。

昔はこの近くに鵜崎城があり、その鵜崎城主の墓石を守護しているのがこの西坂神社だそうです。鵜崎地区は現在も西坂地区の東隣に存在する地区です。本殿は切妻屋根を持つ三間社流造の建築様式で、千葉県指定有形文化財になっています。

御祭神 面足命・大己貴神・少彦名命・惶根尊

由緒
社伝に「常陸下総両国之境雌雄の浦と申す処に年久しく御遷座在らせられ、夫より天武天皇の御宇白鳳二酉年鴇崎村御遷座、其の後文徳天皇御宇斉衡二申戌年神勅にて西坂郷に御遷座、寛永二十癸未年焼失、慶安元年戊子年御領主代官一色忠治郎殿内窪谷勘右衛門出没にて奥殿建立、天和二年壬戌年大久保伊賀守殿内赤沢太郎佐衛門、伊平久佐衛門両代官出役にて拝殿造営、延宝元禄正徳安永年中領主に於いて修理をなせり」と記す。
(以上 神社の広場 神社探検隊による)

管理人の一言。
御祭神が面足命・惶根尊(オモダル・アヤカシコネ)となっています。明治以前は、天界の最高位である第六天魔王を御本尊とするお寺だったのでしょうか。しかし西坂の明神様と呼ばれているようです。元々の御祭神は何であったのでしょうか。

バス停と神社入り口。

社号標も「西坂神社本殿」となっています。本殿のみが有名なようです。

桜咲く参道と鳥居

手水舎と石祠

参道

狛犬と拝殿

岡崎型狛犬

(平成3年(1991)建立)

拝殿

神額と本殿。何処となく佐原市大倉の側高神社に似た造りの拝殿です。本殿の拡大写真はこちら。

本殿裏の石祠

石灯篭

能舞台?