愛宕神社

香取市府馬1971 (平成23年1月2日)

東経140度36分45.31秒、北緯35度47分48.31秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
この神社は府馬の大楠で知られている宇賀神社の近くにあり、狛犬さんはこの地方に多く見られる藤岡群興さん作で、階段下と上に計四匹鎮座しています。

御祭神 火産霊神・高龗神・大雷神・大日霊貴神・金山彦神

由緒
治承4年、下総の国守千葉介常胤は粟飯原佐衛門常朝に命じて、城内鎮護の神として山城国愛宕山より神霊を勧請。永仁5年、下野守氏が社殿を造営、山林三町歩を寄進した。元享2年、山下に鳥居を建立、さらに山林を寄進、以来正中年間千葉胤時、弘化年間千葉胤高らそれぞれ社殿を造営、愛宕大権現と称した。宮谷県時愛宕大神と改め、明治中頃現社名となる。明治40年代金山大神・大日霊貴神を合祀。大正4年2月10日郷社に列格した。
(以上 神社の広場 神社探検隊 による)

創始は定かではありませんが、治承四年(西暦一一八○年)源頼朝挙兵の時、下総の国守千葉介常胤が戦勝の祈願をした社であり又、常胤の六男東胤頼が上洛して従四位上下総守に任ぜられ帰途山城国(京都府)より御分霊を勧請し祀った社であります。昔から災難厄除、火難除、穀稼成熟などの霊験があり、町内外に崇敬者が多く、明治五年には四十五ヶ村の郷社となりました。
(以上 神社由緒書による)

平成20年の鳥居。昔は木製で風格のある鳥居でした。

平成23年10月の鳥居。前の鳥居は震災で倒壊したのかな?今は石製になり、面白みが有りません。

社号標 常夜燈
獅子山のような構えの狛犬です。拡大写真はこちら。
(年代不明)

階段

左右の龍
左右の石燈籠
佐賀の岩狛風であります。拡大写真はこちら。
藤岡群興さんの狛犬は、どれも子供無しで、玉無しが特徴のようですね。
(藤岡群興刻 昭和15年(1940)3月23日建立)
手水舎と天保十四年製手水石
天照皇大神 阿夫利神社と大国様
疱瘡神など 古峯神社

境内右側には多くの石碑が鎮座していました。

拝殿

向拝の龍

向拝 神額
左右の木鼻

本殿

玉垣の彫刻

本殿下部

本殿裏側

神楽案内

神楽殿

御神木

不明の建物

境内