諏訪神社

香取郡東庄町笹川い(平成18年3月5日)

 この神社は東庄町役場のお隣に鎮座しています。
 案内によると、大同2年(807)坂上田村麻呂が東夷征伐の砌、武運長久、海上安全を祈願し、勧請されたと伝えられ、以後国守大江氏や源頼朝、千葉氏などの各武将に崇敬されました。御祭神は建御名方命、事代主命、大国主命の三柱で、農耕、漁業、武道、商業の神として広く信仰されているそうです。
 かつて笹川河岸として賑わいを見せたここ笹川地区は、講談や浪曲で有名な 天保水滸伝の舞台になったところで、 天保13年、相撲好きな侠客・笹川繁蔵が盛大な奉納相撲を催したことが始まりで、今でも秋季大祭(7月27日)には奉納相撲が開催されています。
 そして諏訪神社のお隣りには天保水滸伝遺品館が建ち、境内左には笹川繁蔵が建てた相撲の元祖・野見宿禰(のみのすくね)の石碑があり、とても立派な土俵が造られていました。

社号標
神社入り口 参道の様子
拝殿 本殿
庚申塔に階段が付いています 境内社・子安神社
子安観音や青面金剛などの石像 壊れた神狐
境内社・稲荷神社
沢山の石の祠 境内社・子安神社
神楽殿 境内の様子
境内左脇に造られた立派な土俵